?導波管気密試験器(2kg/cm2までの圧力計および送気ポンプとコック付き、ただし導波管を使用するレーダーに限る。) ?ボール盤 ?グラインダー ?携帯用ドリル この定期的な点検整備は以下に述べる各項目別の要領によるが、それらを行う時期は妻4・1にまとめて示す。 4・1・10 予備品の補充 予備品の数量とその状態を点検し、使用者側と相談して必要なものを補充する。なお、予備品については、電波法施行規則第31条の3項において、次のように予備品の備付けが義務づけられている。 第31条 3.法第37条に規定するレーダー(沿海区域を航行区域とする船舶の船舶局及び専ら海洋生物を採捕するための漁船の船舶局に設置するものを除く。)に備え付けなければならない予備品は、第1項の規定にかかわらず、次のとおりとする。ただし、二台のレーダーを備え付ける船舶局にあっては、各装置に共通に使用することができるものについては、装置ごとに傭え付けることを要しないものとする。 一 マグネトロン 一個 ニ サイラトロン 一倒 三 受信用の局部発振管及び高周波混合素子 各種一個 (集積回路に使用されているものを除く。) 四 送受切替用特殊管(ATR管を除く。) 一個 五 空中線駆動用電動機のブラシ 現用数と同数 六 ヒューズ 現用数と同数 4・1・11 点検整備記録の作成 (1)「航海用レーダー点検整備記録表」及び「自動衝突予防援助装置点検整備記録表」をそれぞれ各三部作成し、一部は本船の船長に作業の記録として渡し、一部は必要に応じて管海官庁に提出できるように保管し、残りの一部は整備事業所の記録として5年以上保管整理する。 なお、この記録表は(社)日本船舶電装協会制定の「航海用レーダー点検整備
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